ポルシェ928 A/C修理
実施内容はエキパン、エバポレーター交換、配管つなぎ目部分のOリング交換、エアコンコンプレッサーパッキン交換、エアコンガス補充、バキュームで動かしてるエアコンフラップ用アクチュエーター、ヒーターバルブ交換です。
バキュームアクチュエーターは内部のダイヤフラムが破れバキューム漏れで不動です。
R12フロンガス時代のエアコンにR134aフロンガスを入れる為にOリング、パッキン類はHNBRゴムのR134a対応の物に交換です。
エバポレーターはガスと共に漏れたオイルにホコリが付きかなり汚れて空気通路を塞いでます。
ハンドル、メーターフード、メーターパネル、ダッシュボードを外すとエアコンユニットが出てきますが、
同時に配線お化けも出てきます。
エアコンユニットを分解しエバポレーターを外した所です。
右が付いていた純正エバポレーター、純正エバポレーターが164000円もするので海外で社外品を見つけ購入しました(左側)が、エキパン取り付け部の形状が違い加工が必要でした。
エキパン取り付け口は自分で旋盤で作り、アルミ蝋付けは三協ラジエーターさんに依頼、コアから出ている配管も少ないので配管変更も依頼してエバポレーターを取り付けれるようにしました。
エバポレーターの加工分が見積りより値段が上がってしまったが純正の値段より安くできました。
後はバキュームアクチュエーターを交換して組み上げて行くのですが、
配線お化けが組み上げて行く時に厄介でコネクターの取り付け先は直ぐに判るのですが、配線を取り廻す箇所を間違うと後で付かない部品が・・・すると強制やり直しです。
配線に気を取られていると先に付けなきゃいけない部品を忘れたり、
隠れスペーサーが付ける時に剥がれていてやり直しと、
何回組んでは外しを繰り返した事か、
ヒーターバルブはエアクリーナーケースを外すと交換できます。
組み付ける時にバキュームホースは後で良いだろうと思うと、後で付かない・・・
ここにもトラップが
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